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「放蕩」する神 キリスト教信仰の回復をめざして(14310)

いのちのことば社
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父に背を向けた弟と、その帰還に眉をひそめる兄のあり方を描き、神の無尽蔵の恵みを浮き彫りにした名著


父に背を向け、身を持ち崩した放蕩息子(Prodigal Son)と、父のもとにとどまりながらも、弟の帰還に眉をひそめる兄のあり方を描き、浪費家の神(Prodigal God)の姿と無尽蔵の恵みの世界を浮き彫りにする。21世紀のC・S・ルイスとも評される牧師の代表作。
 
目次
はじめに
失われた二人の息子

第1章 イエスとその周辺の人々
「みな、イエスの話を聞こうとして、近寄ってきた」

二つのグループ
なぜ人は、イエスには好感を持つが、教会を敬遠するのか

第2章 失われた二人の息子
「ある人に息子がふたりあった」

失われた弟
弟の計画
失われた兄

第3章 罪とは?―罪の再定義
「長年の間、私はお父さんに仕え、戒めを破ったことは一度もありません」

幸せを見つける二つの方法
失われた二人の息子
罪とは何か、さらに深い理解のために
まちがっていた二人、愛されていた二人

第4章 失われるとは?―逃避の再定義
「兄はおこって、家に入ろうともしなかった」

怒りと優越感
隷属と虚無
誰が何を知るべきか

第5章 本当の兄なら
「子よ、私のものは、全部おまえのものだ」

何が必要か
誰が必要か

第6章 のぞみとは?―希望の再定義
「何もかもまとめて遠い国に旅立った」

「ホーム」へのあこがれ
帰るに帰れない
歴史の終わりの饗宴

第7章 父の宴会
「音楽や踊りの音が聞こえて来た」

救いとは? 経験するもの
救いとは? 物質的なもの
救いとは? 個人的なもの
救いとは? 共同体的なもの
バベットの晩餐

あとがき
注
訳者あとがき

著者・訳者など:ティモシー・ケラー 著 廣橋麻子 訳
ページ数:144
判型:B6判
ISBN:978-4-264-02912-0

ティモシー・ケラー(Timothy Keller)
ペンシルバニア州に生まれ育ち,バックネル大学,ゴードン・コンウェル神学校,ウェストミンスター神学校で教育を受ける。バージニア州ホープウェルの教会で牧会ののち,1989年ニューヨークシティーで,妻キャシーと3人の息子と,リディーマー長老教会を始める。今日,リディーマーは5,000人以上の日曜礼拝出席者を数え,世界中で250以上の新しい教会設立に協力をしている。著書にWalking with God through Pain and Suffering, Every Good Endeavor, Generous Justice, Jesus the King, The reason for God(以上未邦訳),『結婚の意味』『偽りの神々』『「放蕩」する神』『イエスに出会うということ』(以上いのちのことば社)がある。

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レビュー件数:1

評価

2024/03/19

愛読者カードさん

神様の愛についての深い理解を得ることができたのと同時に、自分も、放蕩息子のたとえに出てくる兄のようなタイプに知らないうちになってしまっていたことに気づかされました。自分の価値観を変えられました。また、自分の行っている教会も兄タイプであふれているのではないかと思わされています。この本に出会えて感謝でした!

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