出版社・製造元:いのちのことば社
ロシアのウクライナ侵攻をどう受けとめるか。不条理な苦難ゆえの怒りと報復をどのように乗り越えるか。世界と日本の教会とキリスト者はこれまで戦争をどうとらえ、これに取り込んできたか。ドイツや北欧の現状、近代戦争の変容する状況を報告する。
共同研究の内容に大きな影響を及ぼしたのは、昨年二月以降のロシアによるウクライナへの軍事侵攻であり、研究会ではその問いかけから研究内容を検証し合い、研究成果のタイトルも『戦争と平和主義―エキュメニズムの目指すところ』と定めた。ここで用いる「エキュメニズム」とは、キリスト教諸教派の一致と協力に限定されず、宗教間の対話と協力をも意味する広義の用法も内包している。(本文より)
目次
序文〈神田健次〉
�機.�リスト教における戦争と平和主義
怒りと報復から和解へ……平和主義への道程〈石田 学〉
キリスト教平和主義の論点―アナバプティズムの視点から〈矢口洋生〉
エキュメニズムと平和主義〈神田健次〉
�供‖席人寮鐐茲畔刃村腟�
クリスチャン林市造・本川譲治の神風特攻と信仰〈山口陽一〉
兵役から逃れるとは―国家による身体の収奪への拒否〈佐々木陽子〉
日本の民主化定着へのアメリカの試み〈原 真由美〉
�掘仝渋紊砲�ける戦争と平和
「反ミリタリズム・コンセンサス」の終焉?―「時代の転換」のドイツ〈木戸衛一〉
北欧における良心的兵訳拒否の歴史と現状〈クリスチャン・モリモト・ヘアマンセン〉
戦争の荷担者は誰か―ハイブリッド戦争時代の平和への問い〈中西久枝〉
あとがき〈原 真由美〉
著者・訳者など:富坂キリスト教センター編
神田健次
石田学
矢口洋生
山口陽一
佐々木陽子
原真由美
木戸衛一
クリスチャン・モリモト・ヘアマンセン
中西久枝=共著
判型:A5判
ページ数:224頁
ISBN:978-4-264-04415-4
War and Pacifism: What Ecumenism Aims For
(Sensoh to Heiwa Shugi: Ekyumenizumu no Mezasu Mono)
Tomisaka Christian Center
Will you accept Russia’s invasion of Ukraine? Know how to overcome anger and retaliation. How have the world, Japanese churches and Christians been working so far? Includes a report on the current situation in Germany and Northern Europe and the situation of modern wars. A5 size, 224 pp. ISBN978-4-264-04415-4 \2,000+