いのちのことば社
十字架にかかり、復活し、昇天された主イエスはそこでどんな働きをしておられるのか。旧約聖書の成就としての新約の大祭司の姿を浮き彫りにし、福音の豊かさを手紙として宣べ伝える書簡を45回にわたって解き明かす。
目次
は じ め に
1 語られる神〈ヘブル一・一〜二ａ〉
2 万物を支えることば〈ヘブル一・二ｂ〜三〉
3 自尊心の回復〈ヘブル一・三ｂ〜六、一三〜一四〉
4 変わることのない確かさ〈ヘブル一・七〜一二〉
5 大切なことを聞き分ける〈ヘブル二・一〜四〉
6 低くされた者の栄誉〈ヘブル二・五〜九〉
7 苦しみを通して完全な者へ〈ヘブル二・一〇〜一三〉
8 試みを通して助ける者へ〈ヘブル二・一四〜一八〉
9 私たちこそ神の家〈ヘブル三・一〜六〉
10 「今日」という日を大切に〈ヘブル三・七〜一九〉
11 神の安息に皆であずかる〈ヘブル四・一〜一一〉
12 剣より鋭い言葉〈ヘブル四・一二〜一三〉
13 大胆に生きる〈ヘブル四・一四〜一六〉
14 苦しみによって学ぶ従順〈ヘブル五・一〜一〇〉
15 成熟を目指して〈ヘブル五・一一〜六・三〉
16 重大な警告〈ヘブル六・四〜一二〉
17 錨のような希望〈ヘブル六・一三〜二〇〉
18 義と平和の王〈ヘブル七・一〜一〇〉
19 神に近づく聖書的論拠〈ヘブル七・一一〜一九〉
20 永遠の誓いの確かさ〈ヘブル七・二〇〜二五〉
21 完全な献身〈ヘブル七・二六〜二八〉
22 影からまことへ〈ヘブル八・一〜六〉
23 新しい契約〈ヘブル八・七〜一三〉
24 聖書に学ぶ歴史感覚〈ヘブル九・一〜一〇〉
25 良心をきよめる〈ヘブル九・九〜一四〉
26 堅固な愛を表す契約〈ヘブル九・一五〜二二〉
27 罪の赦しの確信〈ヘブル九・二三〜一〇・四〉
28 みこころを行うささげ物〈ヘブル一〇・五〜一八〉
29 互いに励まし合おう〈ヘブル一〇・一九〜二五〉
30 恐るべきものを恐れる〈ヘブル一〇・二六〜三一〉
31 喜んで耐え忍ぶ〈ヘブル一〇・三二〜三九〉
32 死してなお語る〈ヘブル一一・一〜七〉
33 寄留者の人生〈ヘブル一一・八〜一六〉
34 死に打ち勝つ復活信仰〈ヘブル一一・一七〜二二〉
35 勇気ある信仰〈ヘブル一一・二三〜三一〉
36 生きづらい世を信仰によって生きる〈ヘブル一一・三二〜四〇〉
37 忍耐をもって完走する〈ヘブル一二・一〜三〉
38 先を見据えての訓練〈ヘブル一二・四〜一三〉
39 一杯の食事の過ち〈ヘブル一二・一四〜一七〉
40 天上のエルサレムに足場を据えて〈ヘブル一二・一八〜二四〉
41 重みのある言葉〈ヘブル一二・二五〜二九〉
42 生活を整える〈ヘブル一三・一〜六〉
43 賛美のいけにえ〈ヘブル一三・七〜一七〉
44 昨日も今日も、とこしえに〈ヘブル一三・七〜一七〉
45 手紙に託した祝福の祈り〈ヘブル一三・一八〜二五〉
お わ り に
著者・訳者など：岩崎謙
ページ数：344頁
判型：B6判
ISBN：978-4-264-04453-6
岩崎謙
1957年、神戸市で生まれる。 博多で中学一年生のときに信仰告白。 九州大学、神戸改革派神学校、カルヴィン神学校（説教学Th.M.)、OMSC（海外宣教研修センター）で学ぶ。 2022年10月より日本キリスト改革派教会引退教師。 在職中は、同教派の関キリスト教会、長丘教会、神港教会を歴任、神戸改革派神学校講師。 著書、大森講座XVIII『宣教する教会の説教』など。
