出版社・製造元:クリスチャン新聞福音版
発行号の月の前月15日頃発売
クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞です。分かりやすい聖書からのメッセージと、キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
聖書のことばに聴く
あなたが畑で穀物の刈り入れをして、束の一つを畑に置き忘れたときは、それを取りに戻ってはならない。それは寄留者や孤児、やもめのものとしなければならない。あなたの神、主があなたのすべての手のわざを祝福してくださるためである。旧約聖書・申命記24章19節
十九世紀フランスの農民画家ミレーの代表作に「落ち穂拾い」があります。収穫を終えた畑で、貧しい身なりの女性たちが地面に残るわずかな落ち穂を拾い集めている油彩画です。寂しげな風景の中にも温かいものを感じさせる絵に、癒やされた人も多いのではないでしょうか。
連載 聖書は知恵の宝庫
第23回 不安と期待
立川福音自由教会牧師 高橋秀典
小さい頃から私は、心の中に不安を感じることを恥じ、もっと安心感を持って堂々と生きたいと思っていました。しかしある日、不安と期待は将来に対する思いとしてセットの関係にあると聞いて、何かほっとした気持ちになりました。なんと、不安は、「わくわく」する期待感と切り離せない関係にあるというのです。
連載 物語とキリスト教 深掘り・世界の名作文学
Vol.11 「レ・ミゼラブル」
小松原宏子(児童文学作家・翻訳家)
台は一九世紀前半のフランス。怪力の持ち主ジャン・バルジャンは、姉の子どもたちのためにたった一斤のパンを盗んだ罪で十九年間服役し、過酷な労働を強いられていました。
連載 北欧のテーブル
その23 静まって受難節に下るラスキアイネンの日
ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
新年が明けてしばらくすると、フィンランドではラスキアイス・プッラがお店や喫茶店で販売されます。販売期間はラスキアイネンの日までの二か月くらいです。この日が近づいてくると、多くの家庭でラスキアイス・プッラを作ります。ラスキアイネンは「下る」という意味で、ラスキアイネンの日とは季節がイースターに向かって下って行く最初の日です。その日からイースターの準備期間の「受難節」に入ります。イエス様の十字架の受難の前の四十日間です。
連載 中動態? 心に寄りそう聖書のメッセージ
11.行動の奥にある「心」
中村穣(飯能の山キリスト教会牧師)
「現代ビジネス」(二〇一七年四月二日)の記事の中で、哲学者の國分功一郎さんが「中動態の世界」は「『する』と『される』の外側」にあると説明し、その中で「謝るとはどういうことか」について記しています。
ひとそのあしあと
笑いあり、涙あり、天国の香りがする里山のカフェで
兵庫県神崎郡神河「小森珈琲店」店主 小森康三さん 仁美さん
どうやら康三さんは泣き虫だ。滅多なことでは動じることもなさそうに見えるのに、イエス・キリストの話となるとすぐに涙ぐむ。「ぼくはイエス様と仲良しやから言わしてもらいますけど(笑)、神やのになんで人になるん? なんで神が人の身代わりになって死ぬん? って思うんです。なんとかして魂を救おうとする、なりふり構わない姿に、イエス様の本気の愛を感じるんです」。里山に移住して始めたこのカフェでどんな楽しいことが起こっているのか、話を聞いてみた。
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ページ数:4頁建て
判型:タブロイド判
Christian Shinbun Gospel Edition 2
(Fukuinban 2)
Monthly gospel leaflet. Tabloid-size. Contains opening message with seasonal color photo on the front, and testimony with an invitation to church on the back. The center pages have topical articles, all evangelistic. Check WLPM Japanese web site for descriptions of monthly issues.