雜賀編集工房
官兵衛はすぐに棄教したのか?
小説などに描かれた誤りを突き崩す。
黒田官兵衛がキリシタンだったことや、すぐ棄教したという風説に問いかける。司馬遼太郎『播磨灘物語』、火坂雅志『軍師の門』、上田秀人『日輪にあらず』、童門冬二『黒田如水』、加来耕三『乱世を勝ち抜く参謀学』、吉川英治『黒田如水』、松本清張『軍師の境遇』、海音寺潮五郎『武将列伝』など、官兵衛を描いた小説や評伝を取り上げ、その誤解や問題を再検討する。官兵衛の生涯に訪れた入信の契機はいつだったのか?
【著者プロフィール】
- 雜賀信行(さいか・のぶゆき)
- 1965年生まれ。
- 関西学院大学卒業。
- いのちのことば社、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。
- キリスト教書・雑誌や人文書などの編集・制作を数多く手がける。
- 編著書に
- 『牧師夫人新島八重』(雜賀編集工房)、
- 『生きかたを変える聖書のことば60』
- 『早わかりナルニア国物語とC・S・ルイス』(フォレストブックス)がある。
著者・訳者など:雜賀信行
ページ数:224ページ
判型:B6判
ISBN:978-4-906968-01-5
キリシンタンクロダカンベイ