PHP研究所
一人の人間のかけがえのなさ、人の心が求めてやまない愛、そして自由とは――迷える人すべてに生きる勇気を与える、シスターの名講義。解説 たった一度の人生を輝かせたい。そう願いながらも、せっかくの一日をつまらなく過ごしてしまうことがあります。本書は、心が晴れない時や生き方に迷う時、「自分らしさ」を見失わないための人生論です。一人格としての「わたし」と成長、他人を理解するということ、人間の尊さ、"当たり前"を輝かせることを知る「力としての愛」、自由と責任……など、ノートルダム清心女子大学で30年以上続く名講義「人格論」を完全収録した貴重な一冊。シスター渡辺の、おだやかで凛とした言葉にきっと励まされます。科学や技術の発達によって人間に取って替わるものが発明され、痛ましい事件があとを絶たない「今」こそ、人間の尊厳や愛について深く考えるべき時なのでしょう。この本は、あなたの心の「現代の忘れ物」を思い出させてくれるはずです。生きる意味を見直したい人、新しい気持ちで明日を迎えたい人におすすめします。『人間としてどう生きるか』を改題。
- 【著者情報】(「BOOK」データベースより)
- 渡辺和子(わたなべかずこ)
- 1927年2月、教育総監・渡辺錠太郎の次女として生まれる。
- 51年、聖心女子大学を経て、
- 54年上智大学大学院修了。
- 56年、ノートルダム修道女会に入りアメリカに派遣されて、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。
- 74年、岡山県文化賞(文化功労)、
- 79年、山陽新聞賞(教育功労)、岡山県社会福祉協議会より済世賞、
- 86年、ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞、
- 89年三木記念賞受賞。
- ノートルダム清心女子大学(岡山)教授を経て、
- 90年3月まで同大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
渡辺和子さんの本はこちら著者・訳者など:渡辺 和子 (ノートルダム清心学園理事長)
ISBN:978-4-56966428-6
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