いのちのことば社出版部
今こそ読むべき一冊。「戦争」と「平和」に真正面から向き合い、イエスの言動から説き明かす。
今日、「義なる戦争」というものがあるのだろうか。戦争は必要悪なのだろうか。旧新約聖書、特にイエスの言動を綿密に調べ、神のもっておられる視点と願いを考える。この世においてキリスト者が平和を実現する方策をも示す注目の書。
<ちょこっとさわりよみ>
敵への愛が必ず良い結果をもたらすわけではないことを、十字架は厳しく思い起こさせる。少なくともそういう即効を期待してはならない。敵を愛するようにという招きは、敵も同じようにしてくれるだろうからという希望に根ざすのではなく、まさに神がどのような神であられるかに根拠を持つのである。「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
それでこそ、天におられるあなた方の父の子ども
になれるのです」(マタイ5・4)
【読者の声】- 信仰告白としての平和運動。私たちのベースはイエスキリストの福音に立ち続けることだと思っています。 (56歳・会社員)

著者・訳者など:ロナルド・J・サイダー
訳:棚瀬多喜雄 棚瀬江里哉
判型:B6判
ISBN:978-4-264-02222-0
ヘイワツクリノ 100723p