女子パウロ会
被爆60年。広島・長崎の人たちが語る、無慚な死と無念の別れ、今なお続く後遺症の痛み、それらすべてを超えてゆく歩み。そして核兵器廃絶に取り組む真摯な人々。21世紀が人類最後の世紀にならないための、メッセージ。
【目次】
1 広島のこころ(この悲しみはわたしだけで
ひろしま―屍をこえて
あの「きのこ雲」の下にわたしもいた
「きのこ雲」を撮る
十字架のもとで聞こえた声―「ゆるしを…」 ほか)
2 長崎の祈り(原爆被爆者へのメッセージ
「おかあさんを助けて!」―耳朶に残る子どもの声
勝利を信じて亡くなった叔父
『鬼のごたる』―被爆者が演じる被爆体験
生死を分けたリヤカーの前と後 ほか)
ページ数:269
ISBN:978-4-7896-0595-3
ゲンシノカラノ