新教出版社
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近代日本の生んだ最大の思想家内村鑑三の闘いの生涯を描く。克明な文献調査と足を使った事実調査が光る労作。内村の近代日本への影響は、多くの人々によって語られ、書物にもなっているが、本書は新しい目で、その生涯をたどり、新たな光を当てる。なお著者は本書の校正中に急逝したため遺作となった。
「わたしの中で内村鑑三が再浮上して来たのは、鑑三の弟子、矢内原忠雄の評伝を書くために資料を収集し、鑑三との関わりを追求する中でのことであった。『評伝 矢内原忠雄』(新教出版社、二〇一九・四)を書きつつ、わたしは内村鑑三という、近代日本の知識人の精神史・思想史を語る場合、落とすことのできない人物を再確認・再発見している。(中略)矢内原忠雄の生涯を入念に書きとどめる作業を通し、わたしは内村鑑三をどうしても調べ抜き、その歩みを、――生い立ちから死までを、評伝スタイルで、描き留めたくなった。」(あとがきより)
著者・訳者など:関口安義 著
ISBN:978-4-40021339-0
JAN:9789780000000