青志社
虫垂炎の手術で生死の境をさまよった4歳のコルトンは、奇跡の退院のあと、両親に驚くべきことを話し出した。手術中に天国へ行き、神、イエス、天使、虹の馬、そしてサタンに会ったこと。彼が生まれるとうの昔に亡くなったひいおじいちゃんと、彼がその存在すら知らなかった、"ママのぽんぽんで死んじゃった"お姉ちゃんに会ったこと。牧師をしている父、"私"は、戸惑いながらも、一心にコルトンの話に耳を傾けるうち、その天国の描写が、聖書のそれとあまりにも一致していることに気がつく。幼い少年の口から紡ぎだされる天国の話に、大人たちは学び、やがて、癒されていく…。
『本書は、未知の世界をかいま見る「新しい体験」として、それから、聖書という一つの偉大な書物をひもとく「入門書」として、キリスト教という宗教を知る一つの「入り口」として、そして、一つの「物語」として、きっと、楽しんでいただける一冊であると思う』(「訳者あとがき」より)
- 【目次】(「BOOK」データベースより)
- 虫が這う部屋
- "ヨブ"牧師
- コルトン、耐えぬく
- 兆し
- 死の影
- ノースプラット
- 「もう、これきりだと思う」
- 神への激高
- 氷河のような数分間
- もっともめずらしい種類の祈り〔ほか〕
- 【著者情報】(「BOOK」データベースより…本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- バーポ,トッド(Burpo,Todd)
- 米国ネブラスカ州の小さな町、インペリアル市にあるクロスローズ・ウェズリーアン教会の牧師であり、
- 同時にガレージドアの修理・取りつけ会社を営む。
- ボランティアで高校レスリングコーチと市の消防隊員も務める。
- 3人の子どもの父親
- ヴィンセント,リン(Vincent,Lynn)
- ニューヨーク・タイムズベストセラー作家。
- 代表作に、前副大統領候補サラ・ペイリン氏の自叙伝『Going Rogue:An American Life』など。
- 米国報道雑誌『ワールド』誌にて11年間編集者として働いた経験を持ち、
- 現在、ニューヨーク市にあるワーズド・ジャーナリズム研究所と
- キングス・カレッジの講師も務める
- 阿蘇品友里(あそしなゆり)
- 1984年生まれ。
- 英国ヨーク大学社会学部卒業後、
- ロンドン大学教育研究所(Institute of Education)にて修士課程・幼年時代と子どもの権利の社会学を学ぶ
ISBN:978-4-90504231-x
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