いのちのことば社
人気作品が待望のリニューアル
神は不公平なのか、沈黙しておられるのか、隠れておられるのか。答えられなかった祈り、起こらなかった奇跡―多くの人々が感じてきた「裏切られた痛み」を取り上げ、そもそれ「信仰」とは何かを問う。
神に裏切られたと信仰を捨てた友に語りかける。熱心なクリスチャンの青年が信仰を捨てた。その苦悩に共感しつつも、著者は聖書全巻を読み直し、見出した神に対しての感動的な発見を語りかける。訳文に手を加え、文字も大きく読みやすくし、お求めやすくなった。
「神は、この世界に介入することがおできになる。それなら、なぜ神はもっと頻繁に介入してくださらないのか。奇跡(しるし)を見さえすれば信じるまじめな懐疑論者たちがいるのに、なぜ神はご自分を不利な立場に置かれるのか。なぜ地上に不正や苦しみがはびこるのを許されるのか。なぜ神の介入は、「奇跡」でなく「日常」とならないのか。」(本文より)
著者・訳者など:フィリップ・ヤンシー
訳:山下 章子
ページ数:360頁
判型:四六判
ISBN:978-4-264-02973-1
フィリップ・ヤンシー
クリスチャン・ジャーナリスト。フィリップ・ヤンシー(1949年〜)は、キリスト教信仰書作者の中で最も有名な人物のひとりである。その著作書は、世界で1400万部の売上部数を誇る。ホィートン・カレッジ大学院でコミュニケーション学と英語学の学位を取得。『クリスチャニティ・トゥデイ』誌の編集顧問を務め、同誌に記事やコラムを書いている。クリスチャニティ・トゥデイ社の出版物「ブックス・アンド・カルチャー」の共同編集議長でもある。著者として、『見えない神を捜し求めて』『思いがけないところにおられる神』『イエスが読んだ聖書』『新装版 教会』『痛むキリスト者とともに』『だれも書かなかったイエス』『この驚くべき恵み』『新装版 いのちが傷つくとき』『「もう一つの世界」からのささやき』『祈り』『神を信じて何になるのか』(以上、いのちのことば社)、『深夜の教会』(あめんどう)などがある。